これから始めるアウトドア♪

第2回 高尾山登山編

 
前回はモンベル(吉祥寺店)でお話しをうかがい、服装や登山での注意点などの知識を得ることができました。 早速それを活かすため、東京都八王子市にある高尾山へ登ってきました。 高尾山は都心からも近く、年間を通じて多くの人が訪れる人気スポット! 訪れたのはちょうど紅葉の季節。過去4回の登山経験の中で、一番景色や四季を楽しむことができました。

いざ、高尾山へ

一年以上ぶりの登山だったので少し体力に不安もあったのですが、高尾山は道もしっかり舗装されているので歩きやすく、滑るなどの脚への負担もほとんど感じませんでした。11月の下旬ごろだったので、昼間は防寒をしていれば十分暖かく、景色を楽しみながら快適に登山することができました。

 
前回のおさらい“山でのルール”
高尾山は特に登山客が多いので、山でのルールやマナーを知っていると危険やトラブルに巻き込まれることも少なくなります
 
■マナー&注意点
・自分が出したゴミなどは必ず持ち帰る
・基本的に登っている人が優先
・譲り合いの気持ちを忘れずに
 
■山での危険を回避するには
・低体温症/熱中症の知識をつけ、事前に対策を
・遭難時に備え誰かに計画内容(どの山へ、どんな行程かなど)を告げる
・道に迷ったら、先に進むよりは来たほうへ戻る

山によってさまざまな楽しみがある

今回選んだ登山道は難易度も低く、初心者におすすめの表参道ルート。

しかし、初心者コースだからとなめてかかったら、意外と急な上り坂に苦労するので油断は禁物です。
 
 
このルートは薬王院、さる園、霞台展望台など見どころがたくさんあります。
特に霞台展望台からの眺めは絶景で、100万ドルの夜景とも称されるほど夜の景色も美しいそうです。

 

今回初めて高尾山に登って感じた魅力が二つあります。一つは食です。
高尾山名物の”三福だんご”や小腹が空いた時に食べたくなるような物がところどころで売られています。登山しながら食も楽しめるのはうれしいポイントです。何を食べようかワクワクしていたのはここだけの話……。(笑)頂上にもうどんや蕎麦などのしっかりご飯を食べられるお店もあったので、そこを楽しみに登るのも良いかもしれません。

快適かつおしゃれな服装で気分も上々

今回メインで着ていた「ストームクルーザー ジャケット」は見た目がかわいいだけでなく、機能性も抜群! 着心地がかなりよくてとても動きやすく、防水性も備えているので1着持っているとかなり重宝します。「U.L.サーマラップ ベスト」も状況に応じて使い分けていましたが、シルエットがきれいで色もおしゃれ。おしゃれな服は登山をいっそう楽しくしてくれることを実感しました。

自分の体力と相談しながら無理のない登山を!

二つ目の魅力はケーブルカーやリフトがあるところ!
“登山”というと頂上を目指し、自分で登って下りてくると思うのですが、高尾山はスタートから自分で歩いて登っても良し、体力に自信がないという方はケーブルカーやリフトの助けを借りながらそこから頂上を目指すのも良し。 頂上に登らなくても見るべきポイントも多く、リフトで下山することもできる、自分に合った登山を楽しめます。

 
あと、今回の登山で重要性を感じたのが下半身の装備。「サーマラップ トレールスカート」と「サポーテックタイツ」を組み合わせて着用していましたが、どちらもとても動きやすくて、アップダウンの多い道や階段の昇降時なども快適です。かわいい、かっこいい上着選びに意識が向いてしまいがちですが、下半身も充実した装備で挑むことをおすすめします。登山後や翌日の疲れの残り方も変わってくると思います。

服装は状況によって変えられるように

高尾山は比較的初心者の方でも登りやすい山だと思いますが、それでも登っていたら暑さを感じ、日が暮れてきたら冷えてきます。しっかりとした服装は快適な登山には欠かせません。

今回の登山でも昼間は暖かかったのですが、頂上に着いて休憩していると冷えを感じたので、リュックの中に入れておいたダウンを着用。このダウンはかなり暖かいうえに、リュックの中に余裕で収まるほどのコンパクトさで持ち運びも苦になりません。とても心強いアイテムです。 

そして頂上付近には関東富士見百景というスポットがありました!
この日は曇り気味だったのですが、目をこらすとうっすらと富士山が見えていました! 写真中央付近に見えるのですがわかりますか?

まとめ

今回、高尾山へ登る前にモンベル(吉祥寺店)で登山装備や登山時のアドバイスをうかがったのですが、今まで何となくでしか知らなかった登山での知識を、店長の植田彰信さんが一から丁寧に教えて下さいました。アウターやインナーなど、それぞれの種類が豊富で使うシーンや天候、また自分の体質によって使いわけることに驚きました。これから登山をはじめようかなと考えている方、登山の経験はあるけれど服装に関してあまり知らなかったという方は、ネットで買い物する前に、店舗に足を運んでアドバイスを受けながら服選びを楽しんでもらいたいなと思います。

今回の服装

【ストームクルーザージャケット Women’s】¥20,800円(税別)
【プラズマ1000 ダウン ジャケット Women’s】¥24,900(税別)
【U.L.サーマラップ ベスト Women’s】¥7,900円(税別)
【WIC.ボーダーロングスリーブジップシャツ Women’s】¥4,096円(税別)
【サーマラップトレールスカート】¥4,900円(税別)
【サポーテックタイツ Women’s】¥7,000円(税別)
【ガレナパック 25 Women’s】¥10,600円(税別)
 

大善沙紀(だいぜん・さき) 1994年2月24日生 ムーヴリノイエ所属タレント。 国内海外問わず旅行に行くことが趣味。 ドラマやCM、モデル、リポーター等、多方面で活躍中。

Instagram@saki_daizen