10月10日で締め切られる分からは、新年度の月例コンテストがスタートです。中・上級コース、初級コース、組写真の部、モノクロ作品招待席と部門も多数ありますので、ご自分のスタイルに合ったところへご応募ください。みなさんの作品が毎月のフォトコン誌面を作ります。最高の作品をお待ちしています!

マンスリーフォトコンテスト 中・上級コース ネイチャーフォトの部

米 美知子 (4年ぶり3回目)

1・4・7・10月号審査

現場主義だからこそ心に響く
2023年の審査から3年が経ちました。3年という月日は ほんの数年だと思うのですが、写真を取り巻く環境はAIの 登場で大きく変わりました。コンテストの現場でも、規定に 反する生成AIで作った写真が応募されるようになったのです。 審査員にとってはそれを見抜く眼力が必要になり、今までに 見たことがない写真が出てくると「これはAIでは?」など、 疑わなければいけないケースも増えました。 本来は現場で苦労して撮影した写真こそがネイチャーフォ トの醍醐味! 生成AIは論外ですが、後からの加工に頼らない、 JPEG撮って出しでも通用するような現場主義の素敵な作 品を今回も期待しています。

よね・みちこ


1967年東京生まれ。96年独学で写真を始める。『日本フォ トコンテスト』(現フォトコン)03年月例年度賞第1位(最年少・最多得点)な ど、アマチュア時代には全国規模のコンテストで数々の賞を受賞。「夢のあ る表情豊かな作品」をテーマに日本の森や山と色彩美を撮り続ける。

 

福田健太郎 (12年ぶり3回目)

2・5・8・11月号審査

発見する力が作品の個性になる
自然の中には、誰もが美しいと感じる風景だけでなく、そ の人だからこそ見つけられる瞬間や、心を動かされる光景が あります。ネイチャー・風景写真では、単に美しく撮るだけ ではなく、何に心を惹かれ、どのような視点でその風景と向 き合ったのかが、作品の個性につながるのだと考えます。 皆さんの作品から、季節の移ろいや自然の表情、そして 作者自身の「発見」を感じ取ることを楽しみにしています。 技術的な完成度はもちろん大切にしつつ、その一枚に込めら れた思いや視点を大切にしながら一点一点丁寧に審査してい きたいと思います。私自身、長年自然風景と向き合ってきた 経験を糧に、皆さんの写真表現を応援していければと思います。

ふくだ・けんたろう


1973年、埼玉県生まれ。写真家竹内敏信の助手を 経て、1997年より写真家として活動を開始。 日本を主なフィールドに、生 命に溢れる万物の姿を見つめ続けている。写真集『泉の森』『春恋し̶桜 巡る旅』など著書多数。「生々流転」「MUGON」など写真展多数開催。

 

山本純一 (8年ぶり3回目)

3・6・9・12月号審査

撮りたい気持ちが作品を変える
毎月2,000点を超える作品が寄せられ、その中から選ば れるのは19 点。狭き門を通過する作品を選定することに、 今から身の引き締まる思いがしています。同時に、選者の 想像をはるかに超える、まったく新しい表現のネイチャーフォ トに出会えるのではないかと、大きな期待も抱いています。 応募される皆さんが、心から撮りたい、撮り続けたいと思 う被写体に、愚直に向き合った作品をお待ちしています。 単に「美しい」「珍しい」という視点だけではなく、感動を 覚え、それを人に伝えたいと思う気持ちを大切にしてください。 そのためには、感じたことを的確に表現する技術力も必要 です。審査で北海道から上京する日が今から楽しみです。

やまもと・じゅんいち


1960年、帯広市生まれ。札幌市在住。23年間の 会社員生活を経て、2007年に「Pure Peak Photo」を設立。フリーラン スの写真家として活動を始める。現在は、北海道の自然風景や星景、野 生動物をテーマに撮影を続けている。写真展・写真集は多数。

マンスリーフォトコンテスト 中・上級コース 自由作品の部

長倉洋海 (16年ぶり2回目)

1・4・7・10月号審査

審査員がワクワクするような写真を!
不安な出来事が続く現代。だからこそ、心が晴れわたる 写真が見たいと思います。初めて見る光景、ドキっとする 瞬間、心の奥に染み込んでいく写真、表情のきらめきや 人の魅力的な佇まいを撮った写真、シュールでクールな写 真もいいなあと思います。 いずれにしても、心が動くシーンを見つけシャッターを切る のは貴方です。何気ない風景やいつもと変わらない日常の 中から、いかに写真的なものをすくい上げるか。そのヒント は古今の名作にあります。撮ったものがつまらなかったら、「ど うしてだろうか」と考えること。それも写真です。レンズ、 立ち位置、光と影、さまざまにトライしてみてください。

ながくら・ひろみ


1952年生まれ。世界の紛争地やアマゾン、シベリアな どの辺境地を取材。第12回土門拳賞を受賞。近著に『地球に謳う̶長倉 洋海が出会った人と風景』(小社刊)、『木から生まれたクリカチ』など。 2015年より故郷・釧路で世界に出会う場として「長倉商店塾」を開講。

佐藤仁重 (4年ぶり2回目)

2・5・8・11月号審査

好奇心が見つけた一瞬をお待ちしています
中・上級コース 自由作品の部の審査ということで、写真 の経験値を程良くお持ちの皆さんからの応募と期待します。 近年カメラの性能が随分あがったことで、より幅広く撮影に 取り組むことができるようになりました。ぜひ渾身の1 枚でご 応募ください。 パソコンで多少処理することは良いのですが、後処理に 頼りすぎないようにしてほしいです。写真は瞬間の芸術です。 自分の感性を大切にしながら、光を観察し、丁寧に構図を 決めて、シャッターチャンスを射止めてください。一度で結 果が出ない時は何度もチャレンジしましょう。あなたが好奇 心で見つけたワンシーンを楽しみにしています。

さとう・よしえ


東京・六本木生まれ。女子美術短期大学造形科卒。世界・ 日本各地を旅して、光と影をテーマで撮影。個展を多数開催。丸の内写真 教室、わいわい写真教室主宰。日本写真家協会会員。ニコンカレッジ講師。 全日本写真連盟関東本部委員。写真集多数。

 

原田祐紀 (初審査)

3・6・9・12月号審査

次の一枚に進むきっかけになるようにしたい
写真には、撮った人が何を見つけ、何に心を動かされた のかが写ります。コンテストでは、完成度の高さや目を引く強 さが評価につながることもありますが、それだけが写真の価値 ではないと考えています。派手さやわかりやすさにとらわれず、 その人だから見つけられた光、その人だから切り取れた時間、 その人にしか撮れなかった一枚を見つけたい。技術は大切で す。しかし、その奥にある視点や思い、被写体との距離を 感じながら作品と向き合いたいと思います。順位をつけるだ けではなく、自分の写真を見つめ直し、次の一枚へ進むきっ かけになるような講評を心がけます。私も写真を撮る一人とし て、皆さんの作品から学びながら、誠実に審査いたします。

はらだ・ゆうき


山口県在住。23年間の特別支援学校教員を経て写真 家に転身。ウェディング・家族写真を中心に撮影。国際写真賞IPA 2021 世界3位、2022世界2位。写真塾を主宰し、写真教育にも力を注ぐ。浄 土真宗本願寺派明善寺住職。2026年、本誌でコラム連載中。

フォトコン・スクール 初級コース 自由の部

近井沙紀 (初審査)

出会いや偶然を楽しんでほしい
このたび「初級コース 自由の部」の審査員を務めさせて いただくことになり、大変光栄に思っております。自由部門 にはジャンルや技法にとらわれない瞬間や視点が集まるので はないかと、今からとても楽しみにしています。皆さんが何 に心を動かされ、どのように感じ、そして残したいとシャッタ ーを切ったのか。審査では一枚一枚丁寧に向き合い、そ の作品ならではの魅力を見つけていきたいと思います。 私自身も写真と向き合う新たな視点を学びながら、責任 を持って審査をいたします。好奇心の赴くままに撮ること、 出会いや偶然を楽しむことを大切に、どうか気負わずご応募 いただければ幸いです。

ちかい・さき


1991年千葉県出身。山岸伸写真事務所現役アシスタント 兼カメラマン。2013年、デジタルハリウッド大学在学中に若子jet氏の紹 介によりカメラマン 山岸伸氏のアシスタントとなる。アシスタントを務める傍ら、 自身もポートレートとグラビア撮影を中心に活動中。

フォトコン・スクール 初級コース ネイチャーの部

朝田理恵 (初審査)

既視感のないあなただけのシーンを
私自身、本誌コンテスト年度賞1位の経験があるため、経 験者として応募者の皆さんの1年間通しての努力や試行錯誤 の過程、喜びや悩みはよく理解できます。私が選考時に期 待するのは「その人ならではの視点かどうか」。有名撮影地 の定番作品ではなく、よくぞ見つけたという着眼や新たな発 想に技術がともなって初めて、オリジナルの作品が生まれます。 最も大切にしてほしいことは「自分の興味を見失わなず育 て続けること」。上手くなるための写真や入賞するための写 真ではなく、自分が本当に撮りたい写真にこそ、あなただけ の個性が詰まっているのです。いつかどこかで見た誰かの 写真ではない、あなただけの写真をお待ちしています。

あさだ・りえ


1976年神戸市出身。「樹想」で前田真三賞受賞後、「石 ころ一つでも作品に」を信条に自然を独自の視点で撮影している。本誌年 度賞1位ほか、国内・海外コンテスト受賞多数。2026年 東京写真月間、キ ヤノンマンスリーフォトコンテスト審査員。著書『表現の方程式』(小社刊)

組写真の部

渋谷敦志 (8年ぶり2回目)

その一組に世界との向き合い方が写る
写真には、撮る人が世界とどのように向き合っているの かが表れます。技術の巧拙だけでは測れない、その人にし か見つけられなかった瞬間、その場に身を置いたからこそ生 まれた眼差しに、私は惹かれます。 審査では、作品としての完成度だけを競うのではなく、 写真の向こう側にある「なぜ、これを撮ったのか」「どうして、 このように組んだのか」という問いを大切にしていきたいと 思います。 写真を通して世界を見ること、そして世界との関係を変え ていくこと。その可能性を皆さんと一緒に探しながら、一組 一組の写真と向き合っていきたいと思っています。

しぶや・あつし


1975年大阪府生まれ。大学卒業後、写真家、フォトジャ ーナリストとして活動。訪れた国は約110か国におよび、世界各地で紛争 や災害、環境問題の取材を続ける。『能登を、結ぶ。』『まなざしが出会う場 所へ』『回帰するブラジル』『僕らが学校に行く理由』など著書多数。

 

 

歴代審査員 1974年〜2026年

(右方向にもスクロールできます)

審査年 中・上級コース ネイチャーフォトの部
自然の広場
(85〜90年)
中・上級コース 自由作品の部
カラー写真の部
初級コース 自由の部
レッツ!スナップ
(00〜06年)
キャビネサイズB部
初級コース ネイチャーの部
レッツ!ネイチャー
(00〜06年)
キャビネサイズA部
ビギナーの部
黒白写真の部
モノクロ作品招待席
(05年〜)
組写真の部 カラー大型フォトサロン サービスサイズ レディース 中・高校生 ジュニア・カラー ジュニア・白黒
2026 並木 隆
菊池哲男
秦 達夫
榎並悦子
清水哲朗
山﨑友也
今井しのぶ 井上嘉代子 立木義浩 四方伸季            
2025 三好和義
深澤武
吉住志穂
熊切大輔
佐藤倫子
岡嶋和幸
オカダキサラ 萩原れいこ 立木義浩 四方伸季            
2024 三輪 薫
GOTO AKI
喜多規子
山岸 伸
鶴巻育子
山口規子
佐藤かな子 栄馬智太郎 立木義浩 小澤太一            
2023 前川貴行
米 美知子
岡本洋子
林 義勝
佐藤仁重
藤村大介
鈴木サトル 酒井梨恵 立木義浩 小澤太一            
2022 前川彰一
辰野 清
古市智之
榎並悦子
佐藤倫子
秋元貴美子
鈴木知子 平松佑介 立木義浩 熊切大輔            
2021 並木 隆
福田幸広
深澤 武
野町和嘉
山崎友也
四方伸季
ミゾタユキ 喜多規子 立木義浩 熊切大輔            
2020 相原正明
田中達也
吉住志穂
ハービー・山口
山口規子
渋谷敦志
村上悠太 岩橋宏倫 立木義浩 清水哲朗            
2019 三好和義
菊池哲男
GOTO AKI
英 伸三
元田敬三
鶴巻育子
藤村大介 石井秀俊 立木義浩 清水哲朗            
2018 山口高志
高砂淳二
秦 達夫
榎並悦子
小松健一
公文健太郎
佐々木啓太 岡本洋子 立木義浩 岡島和幸            
2017 辰野 清
鈴木一雄
古市智之
齋藤康一
織作峰子
HARUKI
諏訪光二 深澤 武 立木義浩 岡島和幸            
2016 丹地保尭
前川貴行
豊田直之
蜂須賀秀紀
井賀 孝
タカオカ邦彦
佐藤倫子 斎藤裕史 立木義浩 大西みつぐ            
2015 新井幸人
岩木 登
福田健太郎
熊切圭介
飯島幸永
林 義勝
山﨑友也 吉住志穂 立木義浩 染谷 學            
2014 三輪 薫
川隅 功
竹下光士
山口勝廣
築地 仁
佐藤秀明
田邊和宜 並木 隆 立木義浩 ハナブサ・リュウ            
2013 中村征夫
江口愼一
米 美知子
木村惠一
大石芳野
ハービー・山口
岡嶋和幸 秦 達夫 立木義浩 小松健一            
2012 吉野 信
北中康文
田中達也
熊切圭介
管 洋志
蜂須賀秀紀
染谷 學 前川彰一 立木義浩              
2011 竹内敏信
丹地保堯
山口高志
齋藤康一
森井禎紹
長倉洋海
桜井 秀 菊池哲男 立木義浩              
2010 鈴木一雄 英 伸三 榎並悦子 前川貴行 立木義浩              
2009 丹地敏明 木村惠一 蜂須賀秀紀 米 美知子 立木義浩              
2008 江口愼一 小松健一 徳光ゆかり 辰野 清 立木義浩              
2007 石橋睦美 中谷吉隆 川合麻紀 福田健太郎 立木義浩              
2006 竹内敏信 大西みつぐ 神立尚紀 新井幸人 立木義浩              
2005 吉野 信 栗原達男 タカオカ邦彦 鈴木一雄 立木義浩              
2004 栗林 慧 齋藤康一 築地 仁 小林義明 佐藤秀明              
2003 丹地保堯 高橋 曻 ハービー・山口 豊田芳州 杵島 隆              
2002 三輪 薫 長友健二 飯島幸永 海野和男 長野重一              
2001 横山 宏 野上 透 小松健一 北中康文 藤井秀樹              
2000 丹地敏明 児島昭雄 徳光ゆかり 江口愼一 桑原史成              
1999 秋山庄太郎
白籏史朗
吉野 信
山本建三
中谷吉隆 川津英夫 田中達也 英 伸三              
1998 秋山庄太郎
白籏史朗
吉野 信
山本建三
中谷吉隆 川津英夫 田中達也 英 伸三              
1997 秋山庄太郎
白籏史朗
吉野 信
山本建三
熊切圭介 林 義勝 八木祥光 松本徳彦              
1996 秋山庄太郎
白籏史朗
吉野 信
山本建三
熊切圭介 林 義勝 八木祥光 松本徳彦     村岡秀男        
1995 秋山庄太郎
中村正也
竹内敏信
川口邦雄
木村惠一 小方 悟 高橋扶臣男 雪松 覚
蜂須賀秀紀
野上 透   桜井 始        
1994 秋山庄太郎
中村正也
竹内敏信
川口邦雄
木村惠一 小方 悟 高橋扶臣男 雪松 覚
蜂須賀秀紀
野上 透   桜井 始        
1993 秋山庄太郎
中村正也
竹内敏信
川口邦雄
藤井秀樹 大山謙一郎 高橋扶臣男 雪松 覚
蜂須賀秀紀
三輪 薫   森井禎紹        
1992 秋山庄太郎
中村正也
竹内敏信
川口邦雄
藤井秀樹 大山謙一郎 高橋扶臣男 雪松 覚
蜂須賀秀紀
三輪 薫   森井禎紹        
1991 秋山庄太郎
中村正也
竹内敏信
川口邦雄
大竹省二   蜂須賀秀紀 雪松 覚
蜂須賀秀紀
木村仲久 秋山庄太郎 雪松 覚 徳光ゆかり      
1990 川口邦雄 大竹省二   蜂須賀秀紀 齋藤康一 木村仲久 秋山庄太郎   徳光ゆかり      
1989 高田誠三 稲村隆正   三輪 薫 林 忠彦   秋山庄太郎   蜂須賀秀紀      
1988 高田誠三 細江英公   児島昭雄 大竹省二   秋山庄太郎   蜂須賀秀紀      
1987 高田誠三 細江英公   沼田早苗 大竹省二   秋山庄太郎   蜂須賀秀紀      
1986 秋山庄太郎 中村正也   齋藤康一 植田正治   秋山庄太郎   蜂須賀秀紀      
1985 秋山庄太郎 中村正也   齋藤康一 植田正治   秋山庄太郎   蜂須賀秀紀      
1984   中村正也   蜂須賀秀紀
雪松 覚
植田正治   秋山庄太郎   高田誠三 齋藤康一    
1983   中村正也   蜂須賀秀紀
雪松 覚
植田正治   秋山庄太郎   高田誠三 齋藤康一    
1982   中村正也   松田二三男
中谷吉隆
植田正治   秋山庄太郎     齋藤康一    
1981   三木 淳   松田二三男
中谷吉隆
植田正治   秋山庄太郎          
1980   三木 淳   松田二三男
中谷吉隆
中村正也   秋山庄太郎          
1979   三木 淳   中谷吉隆 中村正也 林 忠彦 秋山庄太郎          
1978   中村正也     三木 淳 林 忠彦 秋山庄太郎          
1977   中村正也     三木 淳 林 忠彦 岩宮武二          
1976   秋山庄太郎     林 忠彦   岩宮武二       秋山青磁 秋山青磁
1975   秋山庄太郎     林 忠彦           秋山青磁 秋山青磁
1974   秋山庄太郎     林 忠彦              

 

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