1月編集部おススメ写真集 冬の使者 白鳥 名村一義著

 

 

美しく気高い冬の使者『白鳥』の写真集
1月は、美しく見応えたっぷりな写真集が刊行されます。
白鳥は、秋のはじめ遠くシベリアの彼方から4000キロの旅をして日本へやってくる。果てしない空の旅。白鳥の美しい姿の何処にそのスタミナを秘めているのか……。生態を知り、観察力を研ぎ澄まし撮られた白鳥たち。ダイナミックな動きやユーモアある仕草、優雅な飛翔、愛の表現や野生の厳しさなど数々のシーンがとらえられた一冊。
白い色や、細く長い首、頭のフォルムの美しさなど、白鳥は姿だけでもとてもフォトジェニックな被写体。また、澄んだ湖面や青空や夕空、朝焼けの美しい自然のカラーと組み合わされることで思わずウットリしてしまいます。今回のこの写真集、250mm×260mmと大型本。ほとんどが1ページに1点という写真作品の掲載になっているので、自然界で繰り広げられる白鳥のドラマがダイナミックに目に飛び込んできます。ぜひ体感してもらいたい写真集に仕上がっています。写真家名村氏は、渡り鳥白鳥の生態を追う中で、彼らの美しさだけでない、やはり自然界の厳しさやまた怪我で故郷へ戻ることのできない現実などにもフォーカス。白鳥の越冬中のドラマが伝わる写真集です。
1月中旬発売

 

 

 

 

80点以上の白鳥写真。自然界の厳しさや、ドラマチックな風景、ユニークな一瞬やシャッターチャンスなど見応えあり。 作品を楽しめるだけでなく、巻末には撮影データなど情報もしっかり記載。白鳥撮影のヒントにも!