【ケンコー・トキナー】ケンコーAIフラッシュ AB600-R 中濱正善さん

 今回当選した「ケンコーAIフラッシュ AB600-R」。フォトコン3月号の記事、「こんな人におすすめ」という項目を見ず応募し、当選後よく読んだらストロボ撮影の魅力を知っている方におすすめとのこと。以前、何回かストロボ撮影に挑戦したことはがあるが、上手に撮れたことがなく、ストロボのせいにしていた。そんな私を選んでいただいいて、きっと羨ましがっている人がいると思う(笑)。 しかしこの機会に、今後の写真人生の片腕となってくれる機材と信じ、モニターとストロボ撮影を引き受けた。 機材の到着は、5月中旬で新型コロナウイルス感染の真っ只中。機材は早く使用したく、取り急ぎ家中でのテーブルフォトだ、となり小物の買い物やセッテングし撮影開始。機材は思ったより軽いが、カメラにセットすると、さすがマッチして重量感がある。テーブルフォトでは、ストロボの光具合を試したいため、できうる限り部屋を暗くして撮影。「AIフラッシュ AB600-R」最大の特徴である3方向オートバウンズ機能は思ったより速やかに動き、壁や天井の距離を計算して自動で回転し、適切な場所に発光部を傾けてくれる。撮影の度にしなくても良いのに何度もオートバウンズで快感を楽しむときも多くあった。

 

 


コロナで外出自粛の時期でもあったが、近くの公園や、大阪万博公園での風景撮影やスナップも楽しんだ。






ストロボの設定はほとんど、オート撮影の設定で、時々調光補正をしたが、自分には解らず、最終的には±0の設定。カメラ内のブラケッテングで調整していた。何も設定しなくても被写体に適した光量で撮れるので、自分には嬉しい機材「AIフラッシュ AB600-R」だ。 今年はほとんどの行事、祭りが中止になっているが、神輿を担いだ勇壮な若者の姿を後幕シンクロでとらえてみたり、また、冬のしんしんと降る雪景色を舞台に撮る景色等々が目に浮かぶ。自分のストロボ撮影は、始まったばかりでこれからが楽しみです。

 


中濱正善(なかはま・まさよし)
1946年大阪府高槻市に生まれる。定年退職後、本格的に写真を始め、現在、茨木市在中。2008年コニカミノルタ・タンチョウ鶴フォトコンテストで優秀賞を受賞し、日本郵政オリジナル切手のデザインに採用される。また、2015年では、NHK BS「とっておきの一枚」の生放送に出演し、「祈り」が最優秀作品として全国放送された。