【シグマ】SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary 細川伸吉さん

 今回、思ってもみなかった読者モニターに当選することができました。私のカメラ遍歴は、2008年年ころから全面的に銀塩からデジタルに移行しましたが、移行後交換レンズはすべてズームレンズのみで、単焦点のレンズはお休み状態でした。届きましたシグマの45mmを初めて見たときの第一印象は、コンパクトで少し華奢ではとの思いでした。ところが取り出して手にすると印象が一変しました。精密に作りこまれたボディは装着したソニーα7Ⅲとの相性も良く、見た目も非常に洗練されていました。何よりいいと思ったのは、絞りリングがあることでした。デジタルに移行してからは撮影操作のほとんどが右手に集約され、左手はどちらかというとカメラ保持がメインになっていました。それが、このレンズでは直感的に絞りの選択を左手指が担うことで、より撮影に集中して臨むことができたように思います。また、45mmという焦点距離も使い勝手がいいと改めて思った次第です。私はスナップ撮影では、よく35mmあたりの距離感と画角を好んで使いますが、このレンズはカメラディスタンスを体半身分引くなり若しく縮めるなりすることで、35mm感覚にも50mm感覚にもなりうると思えたからです。細かいところでは、レンズキャップも円形でしっかり作られていて、収納も「カチッ」と小気味よくレンズ本体に収納できまごつきがありません。

 写りに関してもさすが単焦点、絞り開放から非常にクリアでキレもいいです。ディストーションもよく補正されていて、このコンパクトさで開放F2.8は室内撮影等においても使い勝手は非常に良かったです。









 茅野市北山で、築110余年の古民家をリホームし、ご夫婦でカフェを営んでいる「指北庵」を訪ねました。オブジェとして飾られた荷車や農機具の質感はもちろんのこと、初夏の日差しが差し込む店内で、ご夫婦の温和な表情等をシグマレンズは余すところなく写し込んでくれました。

 


細川 伸吉(ほそかわ・しんきち)
1956年長野県富士見町生まれ。茅野市在住。(一社)二科会写真部会員・長野県写真連盟常任理事・諏訪写真連盟副会長・写真サークル「楽々写真会」主宰。 「日本フォトコンテスト」月例黒白写真の部で年度賞受賞。 人物を扱ったドキュメンタリーな写真を好む。