vol.8フォトコン11月号 プロのマル秘データ大公開
フォトコンの特集はカメラ上達への近道です。写真を撮ることが好きなタカノが毎月、挑戦してみたい特集を選び実践してみます。ぜひ、本誌の特集と照らし合わせてご覧ください。
今月の選んだ特集は……
フォトコン11月号 特集1
プロのマル秘データ大公開
P34、35参照
try103 色を自在に操りイメージの世界で描く目安の数字はこれだ!
暖かみの色表現なら7000K クールに描くなら4000K
クリスマスシーズンのショーウィンドウはキラキラと輝いていてとても素敵です。
イルミネーションや雪の飾りは、つい撮りたくなります。
同じ被写体でホワイトバランスを変えて色の違いを楽しんでみました。
まずはWB7000で撮影。全体的に暖かいイメージの写真になりました。
白い雪の部分はほんのり赤く色づいています。
続いてWB4000Kで撮影。ガラッと印象が変わりました!
全体の色が青で統一されクールなイメージです。
私は……WB4000Kで撮影した2枚目の写真が好みです。
ホワイトバランスの値がどんな色味になるかを把握していれば、その場で自分のイメージに写真を仕上げることができて便利ですね。自分だけの表現で写真がより楽しくなります。
P37参照
try304 メルヘンチックな前ボケを簡単に撮れる数字
形ある前ボケは1〜2段絞り込む
様々な種類の花が飾られている場所を発見しました。いつも花を撮るときはなるべく絞りを開放して大きくボカす表現で撮影しています。
ですが、今回はボカした手前の花の形が分かるくらいまでF値を絞って撮影してみました。
手前の花の形が少し残っていることで、奥に続いていく様子をうまく切り取ることができました。
絞りすぎ、またはとことんボカして撮るだけでは、逆に被写体の邪魔になってしまうとのこと。その場の状況や雰囲気を伝えるためには「形」を活かすことも重要だと学びました。
絞りのテクニックは花の撮影以外にも使えそうですね!