創刊30周年を迎えた『写真ライフ』
カメラを手にして一緒に楽しむ本として

リニューアル!!!

 創刊から30年を迎えた 「写真ライフ」 が新たにリニューアルします!
写真を撮ることが大好きな人をもっともっと楽しませる雑誌。写真が大好き、撮ることが大好き、写真をみんなと共有してお話すること大好き。SNS時代にもWithコロナの中でも楽しめる 次号が楽しみになるそんな写真を撮ることを大切にした新装「写真ライフ」を6月17日本日発売!!

 

新装刊 写真ライフ夏号 本日発売

【写真ライフ 夏号は本日発売です!
          創刊30周年、リニューアルいたしました】

 

 この一年、多くのカメラ・写真雑誌が休刊という寂しいニュースが相次ぎました。季刊誌ではありますが、『写真ライフ』は今年で創刊30年。意外とベテランです(笑)。コロナ禍で写真活動がやや停滞気味……ですが、ここは元気よく、写真を楽しむ人たちと一緒になって盛り上がっていこうということで30年目のリニューアル。とはいえ、創刊当初は「百万人の写真ライフ」でしたが、百万人はちょっとオーバーだと(苦笑)、ストレートに「写真ライフ」と名前を変え、判型も大きくした大きなリニューアルもありましたから、それ以来の新装刊となります。

(左から)百万人の写真ライフ、1999年秋号、前号写真ライフ、新装写真ライフ夏号

 インターネットでどんな情報も調べられる時代ですが、紙媒体だからこそのぬくもりと手にして学ぶことの良さを引き継ぎ、もっともっと写真を楽しむための情報をお届けしていきます。

 今回の特集は「シャッター速度」です。スマホにできそうでできない表現はたくさんあります。それを実現するための手段のひとつにシャッター速度があります。きっと見る人を驚かせる写真になるはず。だからこそカメラを持って撮影することが楽しいのです。撮れたときの喜び、見せて褒めてもらったときのうれしさ、これらはすべて明日への活力となってくれるはずです。

 写真ライフは、写真が大好きなすべての人に向けて、いろいろな角度から楽しみ方をお伝えしていきますので、ぜひ手にとっていただけると幸いです。

<写真ライフ夏号はこちらから購入いただけます>
https://photo-con.net/SHOP/07-15.html

<自宅へ確実にお届けする年間購読がおすすめです>

【年間購読1年】3,200円(税込)
https://photo-con.net/SHOP/SL04.html

【年間購読2年】6,200円(税込)
https://photo-con.net/SHOP/SL08.html

新装刊 夏号 発売まであと  日

【伍代夏子さんが登場!!】

ご自身で撮られた風景写真の前で。 (撮影:植田真紗美)

 

 リニューアル号の冒頭、カメラを趣味とされてる著名な方々の活動や写真についてのお話を聞く口絵ページ「CAMERA LIFE」
夏号にご登場いただいたのは演歌歌手の伍代夏子さんです。言わずもがな本業は歌手ですが、写真への熱量はプロ顔負けの本格派。連日更新されているインスタグラムをご覧いただければ、その本気度もきっとおわかりいただけることでしょう。インタビュー当日は撮影カット用にと、日ごろ常用されているソニーのFE100~400ミリもお持ちいただき、着物とあわせたインパクト大のお姿で誌面を飾っていただきました。

 

 「自然にあるものなら何でも」と仰る通り、撮影対象は野鳥をはじめ、昆虫や花、自然風景など幅広く撮られています。野鳥を狙う際、理想としては400ミリの望遠レンズにテレコンをあわせたものが望ましいそうですが、一瞬のチャンスを大事にしたいとの意図で三脚は極力使いたくないとか。それに、距離によってはいくら望遠レンズを使っても小さく写ってしまうことが多く、悩みどころだそうです。そこで少しでも近づこうと試行錯誤がはじまるわけです。警戒心の強い野鳥に接近するための秘策とは一体……? 詳しくは誌面をご覧ください。

伍代夏子さんInstagram「なっちゃん」: @godai725_official

10月、港区麻布の東京アートギャラリーにて伍代夏子さんの写真展を開催予定。ぜひそちらへも足をお運びください。

新装刊 夏号 発売まであと 2 日

【この夏は“渓流” 撮り方をレクチャー】

 皆さんは夏と言えばどんな被写体を思い浮かべますか? 写真ライフのリニューアル号では、夏に撮りたいとっておきの題材として、涼やかな渓流の景色を取り上げています。

 渓流とは谷間を流れる川ですが、ネイチャーフォトの王道という感じで難しい印象をお持ちの方も多いのでは? また、画一的でお決まりの画面構成というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

 実際は見せ方のバリエーションが多数存在し、奥深く、知れば知るほどドハマリできるテーマだと思います。元々が美しい題材なので、漠然と撮っただけでもある程度はきれいに撮れますが、その反面、作品としては成立しにくい分野でもあります。

 そのあたりのポイントを、渓流を知り尽くした写真家・清家道子さんに解説していただいています。渓流は初めて、という方にもすんなりと馴染める内容になっています。この夏、新たな撮影テーマとしてぜひチャレンジしてみてください。

新装刊 夏号 発売まであと 3 日

【写真ライフでプロの添削を受ける!!】

 かねてより「上達できる添削コーナー」として定評のある企画「フォトナビ」ですが、写真ライフのリニューアルに伴い、内容がさらにパワーアップ! 今号より3段階評価で作品の出来具合を明確化。そのうえで作品をよりよく見せるための方法について講師の先生にご指導いただいています。

 プロ写真家にレクチャーしてもらえて、しかもそれが誌面に残るというとてもお得な内容です。次号以降も作品を募っているので、まだ応募したことがないという方はぜひ作品をお送りください。今回、講師を務めていただいたのはフォトグラファーの鈴木知子さん。プロならではの着眼点で、的確な添削をしていただいています。

 腕試し、お悩み相談、使い勝手はいろいろです。「ここが思うように撮れない」という場合にはその具体的な内容を記して送ってもらうことで、疑問に対するアンサーが期待できます。これまでにもさまざまなお悩みを多数いただいております。ぜひ撮影技術の向上にお役立てください。

新装刊 夏号 発売まであと 4 日

【子どもにステキな写真を残してあげよう】

 子どもを撮る時って、つい整列させて「ハイ撮るよ~!」なんて声を張り、目線を待ってからの撮影になりがちなんですよね。ザ・記念写真というやつです。
 身近な親御さんたちを見ていても、だいたいそうなるよな~というのが正直なところ。もちろん記念写真がいけないというわけではないのですが、いつか大きく成長した子どもが自身の幼少期を振り返る時のことを考えると、もうすこしバリエーション豊かに写真を残しておいてあげたいものです。
 そこで写真ライフでは「子どもをステキに描く撮影術」と題し、撮影時のポイントを「光」「背景」「日常」の3点に絞ってわかりやすくまとめてみました。レクチャーしていただくのは“子煩悩なパパ”のイメージがすっかり板についてきた写真家の小澤太一さんです。

 さらに、写真ライフ読者の方々が日々どのようにお子さんを撮っているのか。全国規模のコンテストで入賞歴を多数お持ちの吉村俊祐さんと、同月号の「写真ライフ オープンコンテスト」において見事、銅賞を受賞された落合由美さんにもお話を伺ってみました。どれもタメになるお話ばかり。ぜひ本特集を参考にして、お子さんにステキな写真を残してあげてください。

 

新装刊 夏号 発売まであと 5 日

【ねこはかわいく撮れて当たり前なの!?】

 かわいくて仕方ないネコ。写真に撮りたくなりますよね。でも思っていたほどかわいく撮れない……と悩んだりしていませんか? それにはコツが必要です。ネコ大好き写真家、ミゾタユキさん「絶対にかわいく撮る」方法をおしえてもらいましょう。

<ねこ撮影の3つの心得>
1=表情や動きをよくみてシャッターチャンスを見つけます
2=ネコ目線のアングルやボケの表現で自然な姿を印象的にとらえます
3=偶然の出会いをぶらさずにシャッター速度で動きを止めます

ということは、うまく撮れない場合は、1=動きを見ていない、2=立ったままのアングルで撮る、3=ぶれた写真になっている……という原因が挙げられますね。


また家の中にいる「へやねこ」と外にいる「そとねこ」では撮り方や狙い方にちょっとした違いがあるもの。ミゾタさんにはそんな違いも解説してもらいます。
最後にはネコで作品づくりを続けているお二人にもご登場いただき、ネコを撮る楽しさを伝えていきます!

「ミゾタさんの著書」
『へやねこ そとねこ』 価格:1,430円 (税込)
https://photo-con.net/SHOP/042-9.html

新装刊 夏号 発売まであと 6 日

【シャッター速度は写真のイメージを大きく変えます!】

 写真とは記録である。と言われ続けていて、目の前の光景を忠実に記録することこそ写真の原点であることに違いはありません。でも、カメラの持つ機能のひとつ「シャッター速度」を操ると目の前の光景が幻想的になったり、よりダイナミックに見えたり、まるで魔法がかかったかのように大きくイメージを変えます。そこで写真ライフ夏号の目玉は「シャッター速度という魔法」と題し、5つのシーンをピックアップして解説します。

 


 肉眼の印象を超える写真にするには「超」のつくシャッター速度の選択がポイントになります。まずは竹下光士さんの「超スローシャッター」の世界をお楽しみください。シャッターを長く開けることによって見えてくる光景は見る人を驚かせます。

「竹下さんの著書」
長時間露出のすべて 価格:1,834円 (税込)
https://photo-con.net/SHOP/01-51.html

朝景・夕景撮影のすべて  価格:1,834円 (税込)
https://photo-con.net/SHOP/06-63.html


またスローシャッターを活かした流し撮りをTHE流し撮り職人の池之平昌信さんに教えてもらいます。レースや鉄道だけでなく、ご自分のお子さんや回転寿司だって動いている以上、被写体になります。まずは1/30秒から始めましょう!


続いて高速シャッターの世界を覗いてみます。速いシャッター速度で写し止めると肉眼では感じられなかった光景が現れます。今回は、スローシャッターの表現の多い、風景写真の分野で喜多規子さんに高速表現を伝授していただきます。


そして今人気の被写体である野鳥にもチャレンジします。超望遠レンズのラインナップが広がったこともあり、野鳥での作品づくりが急増中。堀川宏さんにそのコツをシャッター速度に着目して指導していただきます。撮れたらカッコイイです!


最後は、星空。デジタルカメラになって断然撮りやすくなった被写体です。星を点として表現するのか、軌跡としてとらえるのか、それによって撮り方や狙い方も変わります。茨城の大貫亘さんにそのコツを聞きました。

「大貫さんの著書」
『蛍 里山に舞う』 価格:2,500円 (税込)
https://photo-con.net/SHOP/120-4.html

 

新装刊 夏号 発売まであと 7

【あの「鬼軍曹」が本格的にカメラを始める!】

 今年で30周年を迎えた写真ライフですが、17日発売の夏号からリニューアル。判型も創刊当初のB5判に戻して、新装刊します。
目玉記事のひとつをご紹介。人気テレビ番組、水バラ『ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』で鉄道チームリーダーを務め「鬼軍曹」の異名を持つ村井美樹さんに、旅の写真を上手に撮る方法を教えていく「村井美樹のフォト旅」を始めます。

東京駅をバックに記念撮影。二人とも東京駅のれんが色をを意識した衣装です。

 

 今回は旅の始まりを象徴する「東京駅」をテーマに、東京駅フォトグラファーの佐々木直樹さんを講師としてレッスン。レンズの使いこなしから夜景の撮影まで、写真の基本を学びながら、ひと味違った旅の写真を目指します。

 取材中の村井さん、カメラのことは少しわかるようで背景を大きくぼかすために絞りの数字を小さくする「開放」といった専門用語に臆することなく、講師の指導を熱心に聞いていました。

 そしてなんと東京駅フォトグラファーの佐々木さんでもめったに見ることができない……というくらい美しい光が東京駅に差し込んできました。初回からすてきな作品が生まれる予感。村井さんは今後、どんな写真家に育っていくのか、注目です!

誌面では未使用の村井さん撮影カット。成人式の前撮りをしていたところを声をかけて撮らせてもらいましたが、「すみません、ちょっと遠くをみてください!」と写真家顔負けの注文をして、すてきなカットに仕上げました!

 

村井美樹
2002年、ミス早稲田でグランプリを受賞し、NHKドラマで女優デビュー。 クイズ番組や歴史番組など高学歴知性派タレントとしても活躍。水バラ「ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」では鉄道チームリーダーで「鬼軍曹」として人気。