【マニュアルモードなら写真がイメージ通りになる!】

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カメラの設定をオートで撮っていると、表現したい写真よりも明るすぎたり、暗すぎたりすることはありませんか?優先された設定以外のバランスをカメラが自動的に調整するため、とても便利ですが自分のイメージ通りにならないことがあります。そんなときには表現したい意図によって、マニュアルモードでF値・シャッタースピード・ISO感度をコントロールすれば思い通りの仕上がりになります。

マニュアルモードで撮影をするとき、気を付けたいのは「優先順位」です!

例えば…この写真。
前ボケを利用しながら、奥にある滝の流れを動きのある表現でとらえています。どの値を優先して撮れた写真なのか、撮影手順を見ていきましょう。

手順その1:シャッタースピードを一番に優先させます。シャッタースピードを遅くすることで、被写体の動きにブレが生じます。そのため、この滝のように動感を表現することができます。
手順その2:次にF値を調整して好みのボケ味にコントロール。レンズの近くにある葉がしっかりとボケています。
手順その3:最後にISO感度で明るさのバランスをとれば、イメージ通りの表現が自由自在となるのです。

このように、表現したい意図によって優先順位をつけて撮影することで自分だけの一枚に仕上げることができます。

なんとなく難しいイメージがあるマニュアルモードですが、F値・シャッタースピード・ISO感度の役割を理解すれば、撮影現場でも焦らずに思い通りの写真が撮れるようになります。今回は、名古屋のEOS学園で多くの生徒さんを持つ写真家の石井秀俊さんに解説していただきました。石井さんの提唱する「おしゃれフォト」を作例に、初心者でもわかりやすい内容となっております。マニュアルモードで撮影すれば、表現の幅が広がり、写真がもっと楽しくなるはずです!

 

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