【プロ野球をかっこよく撮りたい!】

前回のプロレスに続き、写真ライフ道場ではスポーツを被写体とし、今回はプロ野球をテーマにしました。球場には一眼カメラに望遠レンズを装着した方がたくさんいますが、カメラの設定から撮影ポジション、それからよくある失敗など、多方面から野球の撮り方を特集しています。

指導してくれるのは、イチローの引退試合にグラウンドに降りて目の前で撮影していたという田中伸弥さんです。大学野球を撮り続けたり、野球撮影も得意としているスポーツ写真家。

編集部員も隣で撮影していましたが、展開を読みながら、シャッターを的確に切る姿に感動。あっちも撮りたい、こっちも撮りたい……とやっているとどっちも撮り逃します(苦笑)。

今回はどの席から撮ると、どんな写真になるかを検証すべく、ネット裏、内野席、外野席から撮影していますが、内野での撮影時、ここでゲッツーがほしいと念じていたら、なんと一発で撮れるという運の強さ。もちろん田中さんはきっちりと撮影。それが扉の写真に使われているシーンです。

試合前には、人気急上昇中の吉川尚輝選手にインタビュー。撮られる側はどんな気持ちなのかをお聞きしました。難しい質問にもひとつひとつお答えいただきましたのでこちらもお楽しみに。

またインタビュー後には、写真ライフ読者のために色紙とボールにサインを入れていただきましたので、96ページの要項をご覧のうえ、ご応募ください!

ちなみに使用した機材はキヤノンEOS R10。APS-Cサイズのセンサーを使用しているので望遠側で有利。発売前に試用しました。

NG
ネット裏の席から。岡本選手も中山選手も撮りたい……となるとネットが邪魔になり、さらにはネットにピントが合ってしまいます。よくあるミス。
 ↓
GOOD!
グッと望遠で大きく撮ると、ネットの存在は弱まり、まるでネットがないかのように描写されます。望遠でネットに近づき、絞りの数字は小さくするのがコツ。

◎協力 読売巨人軍

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