【バリエーションがあなたを救う!】

 先発は6回までなんとかがんばってもらい、7回は左のアイツ、8回は右の彼、そして9回は押さえの豪腕!といったワンパターン的采配は、野球なら安心して見ていられるのですが、写真表現のワンパターンとなると、「前にも見たよ」とうんざりしてしまうのが大きな違い。頭ではわかっていても、いざ三脚を据えてファインダーを覗くと、いつもの構図だったりして、「やっぱりワンパターン」と落ち込むことも。それが個性といえば、聞こえはいいのですが、やっぱり表現力の弱さを感じます。

 そ・こ・で、今回はひとつの現場で絶対に何通りものパターンで作品づくりを行う写真家・斎藤裕史さんに

1=レンズ
2=アングル
3=露出
4=ホワイトバランス
5=シャッター速度
6=絞り

の6項目からそれぞれ3つのバリエーションで描く方法を教えてもらいます。いつものワンパターンから脱却するヒントをもらえます。

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