\フォトコン12月号【創刊600号】発売まで、あと3日!/
【写真は読み解くのも面白さのひとつ】
11月4日に岐阜県高山市でチームチャンピオンズカップ2023を開催しました。会場にお越しいただいたり、YouTubeの生配信をご覧になったという方もいると思います。特徴はイコールコンディションで撮影してきた作品を1対1になって競うところにあります。そしてその場でジャッジによる講評を聞くことができます。
実は、この講評は短時間で写真を判定し、その写真の良さなどを語るわけですが、写真を読み解かないとただ光がいい、形が面白いだけで終わってしまいます。見ている人はジャッジがどう感じて、どこを評価しているのかに注目するわけですが、撮った人が考えている以上のコメントがあったりします。
つまりは、語れる内容が多い写真は評価されやすいとも言えるのです。これまでいろんな写真家がいろんな解釈で写真と文章を発表してくださいました。納得できるものもあれば、理解しきれなかったものもあるでしょう。でもそれを受け入れ、自分なりに解釈できれば写真の表現力はきっと上がるはずです。
これからも自分の写真だけでなく、他の人の写真を見ながら、「読み解いて」みてください。正解だとか不正解だとかではなく、あなた自身の考えがそこに見えればそれでいいのです。
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