「写歴を重ねているのに一向にうまくならない」「考えて撮るってどういうこと?」「きれいなものをただきれいに撮っちゃいけないの?」……。
悩みだすときりがない写真の上達に関する疑念の数々。実際、きれいだなと思って何となく撮っているだけでは中々成長は見込めないもの。
本書ではそうした悩みを解消すべく、頭の中で実際に行うべき画づくりのプロセス、具体的な思考法を紹介していきます。
そのヒントは、目の前の被写体を俯瞰し、視野を広げてみることにあり。「考えの基礎」にはじまり、「被写体」「構図」「光」といったカテゴリー分けにより、あらゆる場面に応用できる構成になっています。より幅広い表現を実現させ、写真を心から楽しむための良き手引き書となることでしょう。
CONTENTS
- 第1章 撮影思考の基本
- 良い写真とは何か
- 第2章 被写体
- 俯瞰して探す
- 第3章 構図
- 考えて・作って・楽しむ
- 第4章 光
- すべては読み方次第
- 第5章 風姿写伝
- 武智 秘伝の書