• 最後の写真教室

    写真には人を幸せにする力がある

    中野 裕

    2026年9月17日
    定価1,650円(税込)
    ISBN : 978-4-86562-232-4

    210㎜×148㎜  ソフトカバー  192ページ 

    最後の写真教室

    写真には人を幸せにする力がある

     

    あなたは、「写真とは何か」と聞かれて答えられますか。
    学生時代、森山大道から投げかけられた一つの問い。
    その問いを半世紀以上抱え続け、一人の写真家がたどり着いた思索の記録である。

    銀塩写真からデジタル写真へ。写真を取り巻く環境は劇的に変わった。しかし、変わらないものもある。

    人は、なぜ写真を撮るのか。良い写真とは何か。写真は何を伝え、何を残すのか。

    本書は、撮影テクニックを解説するだけの写真教室ではない。
    その一枚に心を動かされる理由を探しながら、芸術、脳科学、生命論、さらには大乗仏教の十界論まで視野を広げ、「写真とは何か」という問いを、読者とともに考えていく。

    中には反論したくなるところもあるだろう。首をかしげるところもあるかもしれない。
    それでいい。
    答えを教える本ではなく、答えを探すための本だからである。

    本書では、こんなことを考える。
    ・写真とは何か
    ・人はなぜ写真を撮るのか
    ・良い写真とは何か
    ・写真を読む
     ──撮影者になってみる
     ──被写体になってみる
     ──写真の中に飛び込んでみる
     ──生命状態――心のありようで写真を読む
    ・写真には人を幸せにする力がある
    ・写真に物語を込める
    ・写真とことば
    ・一眼レフ難民に
    ・お父さんが孤立しないために
    ・付録「写真のことば辞典」

    本を閉じる頃には、写真を見る目だけではなく、人を見る目も、自分を見る目も、ほんの少し変わっているかもしれない。写真には、人を幸せにする力がある。
    そのことを、もう一度信じてみたくなる一冊である。



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