開催日:8月26日(金)
撮影場所:神田・秋葉原周辺
8夜目の夜カツは東京 神田〜秋葉原間の高架下やレトロな街並みを題材にした魅惑の夜スナップ回となりました。
映り込みや手鏡、マジッククリスタルボール、etc. 通常とは異なるさまざまな撮影手法にもチャンレジ。河野先生独自の視点、技術を体感した参加者からは感嘆の声が上がるなど、充実の撮影会となったようです。
撮影者
Kyongmiさん
講評
電車と車の光跡をうまく取り込みながら画面構成していますね。空の雲も格好のアクセントになっています。赤みがかった色合いも非現実な雰囲気を演出してくれています。いい街夜景だと思います!
撮影者
佐藤織絵さん
講評
どの写真も強いコントラストでかっこいいと思いました。中でもこの一枚は、寒色と暖色、車の光跡の白色の3色を画面内にうまく取り込んでいて好印象。周辺減光するなど、画像処理も狙いが明確で清々しいです。
撮影者
山下千准さん
講評
裏路地の雰囲気が丁寧に仕上げられています。何気ないカットに見えますが、赤提灯と奥の赤看板を呼応させ、人物の入れ方も絶妙。光の当たらない自転車を前ぼけに入れ込むなど視線が行き届いています。
撮影者
中田広也さん
タイトル
JR神田駅 異次元口
壁の映り込みで粗い粒子を強調して表現してみました。
講評
中田さんの写真はどれも視点がユニーク。とてもいいです。この感性、大事にしてください。この写真は映り込みでしょうか。ざらついたテクスチャー越しに駅の情景がドラマチック。モノクロにしたのもよかったです。
撮影者
名取五葉さん
タイトル
月面
パッと見た時に自分には広いトンネルのような空間が宇宙のように感じられました。
講評
ここはなかなか興味深い駐車場でしたね。それを斜めのアングルから立体的にうまく描写しています。ぽつんといるおじさんと車、後ろの照明という組み合わせが何かドラマのワンシーンを思わせます。
撮影者
寺田喜美子さん
タイトル
まるで、タトゥー
プロジェクションライトの投影の上を自転車が通った瞬間、車上の人の足にまるでタトゥーのように広告が映っていました。
講評
地面を照らすライトをうまく見つけ、単にそれを写すのではなく、自転車と絡めて切り取ったのが素晴らしい! 確かにタトゥーのように足に模様が入って見えますね。視点、シャッターチャンスともに優れた一枚です。